粟屋 元国(あわや もとくに)は、戦国時代の武将。毛利氏の譜代家臣。

生涯

毛利氏の譜代家臣である粟屋氏の惣領家当主・粟屋元好の長男として生まれる。

大永元年(1521年)8月14日、父の元好が63歳で死去。

大永3年(1523年)、毛利幸松丸死後の家督相続をめぐって家中が対立した。この時、元国は病だったことを利用し、一族の粟屋元秀を神仏詣でと称して上洛させ、将軍・足利義晴に毛利元就の家督相続を直訴させ、元就の家督相続を認められた。

享禄2年(1529年)5月2日の安芸国松尾における合戦や、同年8月16日の安芸国山県郡壬生における合戦で戦功を挙げ、元就から感状を与えられた。

享禄5年(1532年)7月13日付の毛利氏家臣団32名が互いの利害調整を元就に要請した連署起請文では、23番目に「粟屋掃部助元國」と署名している。

没年は不明であるが50歳で死去し、長男の元堅が後を継いだ。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 東京帝国大学文学部史料編纂所 編『大日本古文書 家わけ第8-2 毛利家文書之二』東京帝国大学、1922年2月。 国立国会図書館デジタルコレクション
  • 防長新聞社山口支社編、三坂圭治監修『近世防長諸家系図綜覧』防長新聞社、1966年3月。 NCID BN07835639。OCLC 703821998。全国書誌番号:73004060。 国立国会図書館デジタルコレクション
  • 舘鼻誠「元就・隆元家臣団事典」河合正治編『毛利元就のすべて』新人物往来社、1986年9月、243-286頁。国立国会図書館デジタルコレクション
  • 山口県文書館編『萩藩閥閲録』巻73「粟屋孫次郎」

暮らし|その他 |粟国アーカイブス

風景|その他 |粟国アーカイブス

風景|その他 |粟国アーカイブス

暮らし|その他 |粟国アーカイブス

110 粟国島の神秘的な朝陽と東ヤマトゥーガー「粟国島(あぐにじま)」粟国村 沖縄県 , 日本 , Agunivillege