カンピオナート・カリオカ(Campeonato Carioca)は、ブラジル・リオデジャネイロ州のサッカーリーグである。リオデジャネイロ州サッカー連盟 (Federação de Futebol do Estado do Rio de Janeiro, FERJ) が主催する。日本ではリオデジャネイロ州選手権の名称で紹介されることが多い。
初開催は1906年で州選手権の中ではカンピオナート・パウリスタ(サンパウロ州)、カンピオナート・バイアーノ(バイーア州)に次ぎ3番目に古く、ボタフォゴ、フラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマ、アメリカ、サンクリストヴァンの6クラブでスタートした。
開催当初はアマチュアリーグで、1933年と34年はプロ・アマ並行開催、1935年からプロリーグに完全移行した。
ボタフォゴ、フラメンゴ、フルミネンセ、ヴァスコ・ダ・ガマは"ビッグ4"と呼ばる全国屈指の強豪クラブであり、同じく強豪ひしめくサンパウロ州と並んで州を越えた人気を誇る。特にフラメンゴとフルミネンセの対戦は「ナショナルダービー」と称され大変な盛り上がりを見せる。
20世紀まではフルミネンセが最多優勝を誇り(28回)、「世紀の王者」と呼ばれた。現在の最多優勝クラブはフラメンゴである(37回)。
大会方式
大会はタッサ・グアナバラ (Taça Guanabara) 、タッサ・リオ (Taça Rio) 、決勝の3つのステージに分かれている。
タッサ・グアナバラは大会第1ステージで2つのグループに分かれて対戦する。"ビッグ4"は必ず2つのグループに分けられる。各グループで1回総当たり戦を行い、準決勝でそれぞれの第1位がもう一方の2位のチームと対戦する。そして勝ち残った2チームが決勝戦を行う。
タッサ・リオは大会第2ステージで、第1ステージと同じグループに分かれるが、グループ内ではなくもう一方のグループと1回総当たり戦を行う。 準決勝でそれぞれの第1位がもう一方の2位のチームと対戦する。そして勝ち残った2チームが決勝戦を行う。
タッサ・グアナバラとタッサ・リオの優勝チームはホームアンドアウェーで2回対戦し、その勝者がカンピオナート・カリオカ優勝となる。タッサ・グアナバラとタッサ・リオの優勝チームが同じ場合、決勝戦は開催されずそのチームが自動的にカンピオナート・カリオカ優勝となる
参加クラブ
- 2020年シーズン セリエA
- フラメンゴ
- ヴァスコ・ダ・ガマ
- バングー
- フルミネンセ
- ヴォルタ・レドンダ
- カボフリエンセ
- ボアヴィスタ-RJ
- ボタフォゴ
- レゼンデ
- マドゥレイラ
- アメリカーノ
- ポルトゥゲーザ-RJ
- ノヴァ・イグアス
- マカエ
- フリブルゲンセ
- アメリカ-RJ
歴代優勝クラブ
クラブ別優勝回数
関連項目
- カリオカ
- ブラジルのサッカー
外部リンク
- 公式サイト




