砥部町立砥部中学校(とべちょうりつとべちゅうがっこう)は、愛媛県伊予郡砥部町にある公立の中学校。

概要

愛媛県中部、伊予郡に位置する砥部町立の中学校として創立。1962年(昭和37年)に原町中学校(はらまち-)を、2009年(平成21年)に広田中学校を統合してきた経緯があり、現在では町内唯一の中学校。

位置

砥部町のほぼ中央、国道33号と県道砥部伊予松山線の間に挟まれた形になっており、町役場などの公共施設のほか、国道33号沿道には商業施設も多数集積している。

関連の小学校

  • 麻生小学校
  • 宮内小学校
  • 砥部小学校
  • 広田小学校

施設

学校施設
配置は概ね次のとおり。
校舎 三階建、体育館、中央に運動場、北にプールとテニスコート

砥部焼の町らしく随所に砥部焼がモチーフとして使用されている。

校章・シンボル等

キャラクター

「うめ&とべ丸」 - 砥部町な七折梅の産地として知られ、また砥部焼は愛媛県の代表的な伝統的特産品の一つである。

校章

校歌

作詞:和田茂樹、作曲:久米孝義

歴史

  • 昭和22年4月 学制改革により設立。9学級で校地は砥部小学校と共用。
  • 昭和22年5月 帽章制定
  • 昭和23年 大字大南甲625番地に新校舎落成。小学校との同居状態解消
  • 昭和23年4月 校歌制定
  • 昭和32年11月 創立10周年。プール完成(於 岩屋口、但し小学校高等学校との共用)
  • 昭和36年9月 元宮内小学校の校舎を移築、講堂とする
  • 昭和37年4月 原町中学校と統合、新砥部中学校となる。
  • 昭和37年6月 制服制定
  • 昭和38年2月 校章制定
  • 昭和39年6月 現在地である砥部町千足68番地に新校舎竣工、同年7月開校式
  • 昭和42年9月 校地を北に拡張し、プール・テニスコート設置
  • 昭和43年4月 校訓碑建立
  • 昭和44年4月 完全給食開始

生徒数の推移

  • 昭和22年 403名 9学級
  • 昭和24年 444名
  • 昭和26年 465名
  • 昭和29年 437名
  • 昭和30年 455名
  • 昭和32年 418名
  • 昭和34年 378名
  • 昭和36年 520名
  • 昭和37年 989名 原町中学を名目統合
  • 昭和38年 973名
  • 昭和52年 641名

※いずれも年度

部活動

運動部

  • 軟式野球(男女)
  • ソフトボール(女子)
  • ソフトテニス(男女)
  • バスケットボール(男女)
  • バレーボール(男女)
  • 卓球(男女)
  • 剣道(男女)
  • 柔道(男女)
  • 陸上競技(男女)
  • バドミントン(男女)
  • 駅伝(臨時・男女)

文化部

  • 吹奏楽(男女)
  • 邦楽(男女)
  • 美術(男女)

著名な出身者

実業家

  • 豊島吉博 - 元愛媛新聞社記者、元愛媛FC代表取締役社長

作家

  • 大森研一 - 映画監督、映像作家、脚本家

デザイナー

  • 石本藤雄 - テキスタイルデザイナー。元マリメッコ社のテキスタイルデザイナー、アラビア社の陶芸家

ミュージシャン

  • 酒井洋明 - ミュージシャン(12012ギタリスト)

芸能

  • 石田剛太 - 俳優、ラジオパーソナリティ

マスコミ

  • 広瀬駿 - 気象予報士、毎日放送・MBSラジオ気象キャスター、元北海道テレビ放送アナウンサー
  • 古谷崇洋 - 元ニッポン放送アナウンサー、元南海放送アナウンサー
  • 山田修作 - 気象予報士、名古屋テレビ放送気象キャスター、元南日本放送アナウンサー

関連項目

  • 愛媛県中学校一覧

外部リンク

  • 砥部町立砥部中学校公式ホームページ

脚注

参考文献

  • 砥部町『砥部町誌』1978年3月

砥部町立砥部中学校|用途分類別:小・中学校・高校|建築実績|株式会社あい設計|総合設計・構造設計・耐震診断

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