松平 重直(まつだいら しげなお)は、江戸時代前期の譜代大名。出羽上山藩第2代藩主、摂津三田藩主、豊後竜王藩主、豊後高田藩初代藩主。杵築藩能見松平家6代。

生涯

信濃松本藩主・小笠原秀政の四男。母方の大叔父に当たる大御所・徳川秀忠の命により、能見松平家の松平重忠の婿養子となる。寛永3年(1626年)7月1日、養父が57歳で死去すると、直後に1万石の減封をもって摂津三田藩3万石に転封となった。

寛永9年(1632年)、7,000石加増の上で転封され、豊前国竜王(現在の大分県宇佐市安心院町)の龍王城跡地に竜王陣屋を構え竜王藩主となった。寛永14年(1637年)島原の乱に従軍する。寛永16年(1639年)高田城に本拠を移したことにより、豊後高田藩となった。寛永19年(1642年)没し、家督は長男の英親が継いだ。また信心深く、重直父子は宇佐神宮に700石を寄進している。

関連項目

  • 三田城 - 三田藩主時代の居城

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松平(能見) 杵築藩主家 名と歴史

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