ロサムンディ(ラテン語:Rosa Mundi)は、一季咲きのバラで、ロサ・ガリカの品種の一つ。オールドローズ(OL)に分類されている。名称は「世界のバラ」の意。
概要
5月頃にローズピンクに淡い白に近いピンクが混じった絞り模様の半八重咲き、8〜9cm位の大輪の花を咲かせる。房咲きで、中心の花は大きくその周囲につく花は小さくなる。絞りの入り方は、2つと同じものが見つからないほど花ごとに異なる。ロサムンディは、12世紀のイングランド国王ヘンリー2世の妃の名前である。このバラの起源もその頃といわれ、古い歴史を持つ。
別名(元名):ロサ・ガリカ・ベルシコロール(Rosa gallica versicolor)
ロサ・ガリカ・オフィキナリス(R. gallica officinalis)の枝代わりといわれる。
1580年作
樹高は1m内外で、ブッシュ性。
香りはかなり強く野性味がある。食用、薬用、香水、バラ風呂に利用される。




