人形石(にんぎょうせき・にんぎょういし、 Ningyoite)は、1959年に発表された日本産新鉱物で、旧原子燃料公社の鉱床学者武藤正などにより、鳥取県の人形峠から発見された。 化学組成は(U,Ca,Ce)2(PO4)2・1~2H2Oで、直方晶系。燐灰ウラン鉱と異なり、含まれるウランはウラニルイオンにならない。産出地の地名から命名された。
通常は黒色・煤状の粉末で産出するため、物質としての構造は現在も未確定である。燐灰ウラン鉱より強い放射能を持つ。
脚注
関連項目
- 日本産新鉱物
外部リンク
- Ningyoite
- 日本から発見された新鉱物たち(No.1-20)→No.10 - 東京大学物性研究所電子顕微鏡室




